トランプ大統領、日本とフィリピンの貿易協定を確保。米中協議は月曜に予定。パウエル議長、規制当局会合で演説。
市場パフォーマンス:
米国の主要株価指数はまちまち:ダウは0.40%上昇、ナスダックは0.39%下落、S&P500は0.06%上昇
中国ADRと香港株は全般的に上昇
アジア市場は概ね上昇、欧州と新興市場はまちまち
本日のSoSoMacroの要約では、現時点で市場を動かしている主要なシグナルに焦点を当てています。
1. 日米貿易協定の締結:日本は米国に15%の関税を支払い、自動車と一部の農産物の貿易を開放する。また、米国に5,500億ドルの投資を約束する。
2. 米国・フィリピン貿易協定:フィリピンは米国に対して19%の関税を支払う一方、米国製品に対しては無関税措置を取ることを約束している。
3. 米中協議:ベッセント財務長官は、来週月曜日と火曜日にスウェーデンのストックホルムで中国当局者と会談する予定だ。目標は、当初8月12日に期限切れとなる予定だった関税停止期間の延長だ。協議の議題には、ロシアとイランからの中国の原油輸入や、レアアース輸出といった貿易障壁問題も含まれる。
4. パウエル議長、規制当局会合で演説:金融政策や金利予想については言及せず、また、FRB本部の改修費用に関する最近の政治的論争にも反応しなかった。