複数の直接的な情報筋によると、トランプ大統領は火曜日、下院共和党議員に対し、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を解任すべきかどうか尋ね、出席者はこれに賛同した。数人は、トランプ大統領がそうする可能性を示唆したと述べた。大統領がFRB議長を解任するという行為は、法的には前例がない。連邦法では、FRB議長は「正当な理由」がある場合にのみ解任できると規定されている。この動きは、金融市場に深刻な悪影響を与える可能性がある。政府内部の情報筋はCBSに対し、トランプ大統領が公私にわたり「正当な理由」でパウエル議長を解任する可能性について言及しているが、ホワイトハウスはまだ正式な法的根拠を確立していないと語った。米フロリダ州選出のアナ・パウリナ・ルナ下院議員(暗号資産法案の推進に反対票を投じた共和党議員の一人)は、現地時間火曜日の夜に「パウエル議長が解任されると聞いた!情報源は非常に信頼できる」と投稿した。その後の投稿で、彼女は「解任が間近に迫っていると99%確信している」と書いた。(金十) [Odaily]