暗号資産に特化した資産運用会社であり、上場投資信託(ETF)の発行会社であるGrayscaleは、米国で新規株式公開(IPO)を目指す暗号資産関連企業のリストに加わりました。Grayscaleは月曜日、最終的な公募に先立ち、秘密裏に申請を可能にする新しい条項に基づき、自社株を米証券取引委員会(SEC)に上場申請したと発表しました。株式公開市場への参入により、Grayscaleは、Michael Saylor氏のStrategyが活用した公募増資や、GameStopが6月13日に行った22.5億ドルの転換社債発行などの戦略を通じて、より多くの資金調達の機会を模索できるようになります。関連記事:「AppleはBitcoinを買うべき」とSaylor氏、自社株買いに失望 Grayscaleの申請は、世界第2位のステーブルコイン$USDC(USDC)の発行会社であるCircleが、IPOを10.5億ドル以上に増額し、6月5日にニューヨーク証券取引所にデビューしてから1ヶ月以上経ってのことです。IPOの価格設定により、Circleの評価額は、6月2日の申請に記載された2.2億株以上の発行済み株式に基づき、69億ドルとなりました。CircleのIPOの成功は、より多くの暗号資産ネイティブ企業が同様のオファリングで株式公開市場に移行するきっかけとなり、2025年に新たな暗号資産IPOシーズンが再燃する可能性があります。関連記事:Blockchain Groupが6800万ドル相当のBitcoinを企業財務に追加 これは発展途上のストーリーであり、入手可能になり次第、さらに情報が追加されます。