KALSHI、1億8500万ドルを調達し、予測市場への大きな賭けで20億ドルの評価額に到達
- 連邦政府の規制を受ける暗号予測市場であるKalshiは、The WallStreet Journalによると、新たに1億8500万ドルの資金を確保しました。
- このラウンドにより、その評価額は20億ドルに押し上げられ、一流投資家からの信頼の表れとなっています。
- 暗号に焦点を当てた企業Paradigmが主導し、Sequoia Capital、Multicoin Capital、Bond Capital、Citadel SecuritiesのCEOであるPeng Zhaoなどの大物も参加しました。
- 資金は、Kalshiのエンジニアリングチームを拡大し、RobinhoodやWebullなどの証券会社に契約をより深く統合するために使用されます。
- Kalshiでは、ユーザーは現実世界のイベント(選挙、天気、スポーツ、経済指標)の結果を取引できます。
- CEOのTarek Mansour氏は、この新たな資本は「新しいアセットクラスのコアインフラを構築する」のに役立つと述べています。
POLYMARKETに対する規制上の優位性
- 米国のユーザーに対して禁止されたままのPolymarketとは異なり、KalshiはCFTCによって完全に規制されています。
- この法的明確性により、巨大なアメリカのリテール市場へのアクセスが可能になり、セクターを支配するための競争において明確な優位性が得られます。
- 予測市場は、2024年の米国選挙サイクル中に注目を集めました。投資家の関心が高まるにつれて、これらのプラットフォームは世論を測るためのツールとしてより真剣に受け止められています。
- Kalshiは最近、政治契約をめぐるCFTCとの法的な紛争を解決しました。当局は5月に上訴を取り下げ、より広範な採用への大きなハードルを取り除きました。
- スポーツイベントがKalshiの現在のボリュームの大部分を占めていますが、同社は暗号、天気、マクロ経済、地政学へのリーチを拡大しています。
- ParadigmのMatt Huang氏が述べたように、「予測市場は15年前の暗号のようなものです。数兆ドル規模になる新しいアセットクラスです。」