Seiコミュニティは、ネイティブCosmosアカウントを廃止し、EVMアーキテクチャのみをサポートすることを提案しています。

$Sei Labsは、CosmWasmおよびネイティブCosmosアカウントの廃止を推奨し、Ethereum Virtual Machine（EVM）のみをサポートするアーキテクチャを提案する改善提案（SIP-3）を提出しました。$SeiはCosmos SDKベースのLayer 1ブロックチェーンでEVMに対応しており、現在はEVMとネイティブCosmosアカウントの両方をサポートしていますが、二重のアーキテクチャはユーザーと開発者の複雑性を増しています。この提案は$Seiのインフラを簡素化し、開発者体験を向上させ、1秒あたり10万件以上のトランザクションを目標としたGigaアップグレードに向けて$Seiを前進させることを目的としています。提案が承認されれば、ネットワークはEVMトランザクションのみをサポートし、ユーザーは資産をEVMウォレットに移行する必要があり、CosmWasm開発者はアプリケーションを移行する必要があります。ステーキングやガバナンスなどのコア機能は維持されます。2024年7月に$Sei v2で並行EVMが導入されて以来、EVMの使用は急速に増加しています。$Seiのネイティブ暗号通貨の時価総額は11億米ドルに達し、いくつかの著名なプロジェクトを上回っています。Canary Capitalは最近、米国で初となる可能性のある$Seiスポット上場投資信託（ETF）を管理する計画でS-1登録声明を提出しており、ステーキング要素を含む可能性があります。