ロンドンのCalastoneがFireblocksと提携し、新しいファンドトークン化プラットフォームを開始

ロンドンを拠点とする伝統的な金融企業Calastoneは、Fireblocksのブロックチェーンインフラを統合し、プラットフォーム上のあらゆるファンドをトークン化できる新しいツールを立ち上げることを発表しました。この統合により、Web3ネイティブのディストリビューターとの連携が促進される一方で、Calastoneのコアプラットフォームの発行、管理、およびコンプライアンス機能は維持されます。Fireblocksはシステムの技術サポートを提供し、ユーザーがEthereumやPolygonなどのブロックチェーン上でCalastoneのスマートコントラクトを展開できるようにします。この動きは、BlackRockやJanus Hendersonのような業界大手が積極的にこの分野に参入していることから、トークン化に対する機関投資家の関心の高まりを反映しています。Calastoneの最高商務責任者であるBrian Godinsは、この取り組みが伝統的な金融とブロックチェーン市場を橋渡しし、コンプライアンスとセキュリティを確保しつつ、新世代のデジタル投資家を引き付けるのに役立つと述べています。2007年の設立以来、Calastoneは4,500以上の金融機関と接続し、注文ルーティング、決済、財務報告などのサービスを提供しています。