SendingNetworkは、Web3通信に焦点を当てた分散型物理インフラネットワーク(DePIN)プロジェクトで、シード拡張資金調達ラウンドで750万ドルを調達しました。このラウンドには、Nomad Capital、Symbolic Capital、Web3.com Ventures、Galxe、SWC Global、Balaji Srinivasan、およびYield Guild Gamesの共同創設者であるGabby Dizonなどの投資家が参加しました。このラウンドにより、SendingNetworkの総調達額は、昨年の1250万ドルのシードラウンドに続いて2000万ドルとなりました。このプロジェクトは、新しいTCP/IPスタックを構築し、XMPP/SMTP/HTTP/FTPなどのプロトコルと統合することで、通信の分散化を目指していますが、Web3 XMPPから始めます。SendingNetworkは、「分散型ルーター」を開発して、IPアドレスをウォレットアドレスで置き換える予定です。2022年にMason YangとJoeyZ Yuによって設立されたSendingNetworkは、以前にDolphinインターネットブラウザを開発したチームによって構築されており、Linea、ConsenSysのEthereum Layer 2ブロックチェーン上に構築され、すべてのEthereum Virtual Machine互換チェーンをサポートします。また、チャット、交流、取引ができる分散型アプリケーションであるSendingMeも開発中です。SendingNetworkは、今年中に複数のテストネットを立ち上げ、2025年第1四半期にメインネットを開始する予定です。