英国内務省、約70億米ドル相当の押収された暗号資産を売却し財政赤字を補填する計画

市場が少しでも良くなると、様々な売りが発生します。結局、英国の財政赤字は私たちが暗号資産取引で補填することになるのでしょうか🥲

英紙テレグラフの報道によると、英国内務省は警察と協力して、押収された暗号通貨を売却し、財政赤字を補填する計画です。警察が押収した暗号通貨の総額は不明ですが、2018年の強制捜査では、あるポンジスキーム事件から約61,000 Bitcoinが押収され、現在の総価値は54億ポンド（約70億米ドル）を超え、押収時より約20倍上昇しています。

内務省は、法執行機関が凍結されたデジタル通貨を安全に保管し、売却できる「暗号通貨の保管および現金化フレームワーク」を構築する予定です。警察傘下の調達会社BlueLight Commercialが内務省に代わって発表した入札公告によると、英国政府はまた、押収された暗号通貨の保有と売却を担当する集中サービスの運営を請け負う契約を提供する予定です。この契約の価値は最大5370万米ドルで、有効期間は少なくとも4年間ですが、この提案はまだ受け入れ可能な入札を受けていません。

警察がデジタル資産を押収してから、これらの資産を清算・売却するまでの期間は通常、非常に長いです。入札公告には、「資産の押収から法的手続きの終了（現金化）までの平均期間は1年以内ですが、より複雑な案件では3〜4年かかる場合があります」と記載されています。[Odaily星球日報]